存在を認めてあげる

先日、秋葉原で起こった事件の犯人が求めていたもの、
それは、存在承認だと私は思うのです。
以前、アクノリッジメントの回で解説しましたが、
存在承認とは、「あなたがそこにいることを、しっかりみているよ!」
と言ってくれる相手が、身近にいることで実現します。
実際、今回の犯人がそのように子どもの頃から育てられていれば、
あのような事件は起こらなかったかも知れません。
大げさに言うと、子どもの頃から自分という存在を無視され、
親の指示・命令・エゴ・価値観のみで育てられた子どもは、
心の底から自分という存在を認められたいと思います。
それが、今回のように裏目に出ると、
悪事によるワイドショーの独占であったりするのです。
犯人が携帯ブログに書き込みをしていたのも、
「僕はここにいるぞ!」という存在の主張です。
しかも、犯人はそう主張することで、誰かに止めてほしかったとも言っています。
この事件で私自身に見えてきたものは、
できたときにだけほめる「成果承認」のみではなく、
できなくても、そこにいるだけですばらしいのだという、
そういうメッセージを、常に子どもに送り続けてほしいということです。
「○○ちゃんと、一緒にご飯を食べるとおいしいわ!」
「一緒にいるだけで、幸せだわ〜」と、
しっかり言葉にして言うことが重要です。
言わなくてもわかっているとは、決して思わないでください。
できれば、一日に一回は言ってほしいです。
それができなければ、思い出したときにでも言ってあげてください。

「生まれてきてくれて、ありがとう!」と。

 


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