11月15日は七五三です。子どもが生まれて成人するまでの間、子どもの幸福を願う上で、七五三のお祝いは、その中心的な行事となっています。子どもの未来を祈って神殿に手を合わせる親子の姿は理屈抜きに微笑ましいものです。

多くの親たちは、世の中のしきたりとして祝っているのでしょうが、実はそのしきたりの中にも、算命学の原理が含まれているのです。七五三のお祝いは、なぜ三と五と七でなければならないのでしょうか? なぜ二と四と八ではいけないのか・・・。そうです、七五三は、東洋の先輩たちが深く考えて作り出したもので、別にゴロ合わせではないんです。

天地人三歳論

古代人のものの考え方に「天地人三歳論」というのがあって、人間は天と地の中間にいる・・・つまり、どんなところにいても、人間の存在は天と地の間であるという考えなのです。
この考え方を基にして、人間が生まれて1年目で"天の気"(天のエネルギー、天の神の意志と考えてよい)が体内に入り、2年目になると"地の気"(地上を支配する神)がそなわると考えたわけです。そして3年目にして初めて、人間界の一員となるのです。つまり"人の気"を受けることになります。

 "三つ子の魂百まで"という言葉があるように、人間は三歳をもって人間となるわけです。算命学では「三憶」といって、人間の記憶は三歳ごろからのものが確かなものであるといっています。そのために、三歳を人間界の仲間入りとして祝うことにしたようです。

5才のお祝い

千歳飴次は5歳のお祝いですが、これには"地上の神全員の気"を受けるという意味があります。地上の神とは、地球を構成している元素と考えると、よく分かるでしょう。人間を取り巻く元素は「木の質」「火の質」「土の質」[金の質」「水の質」の5種類で出来ています。この五元素を「大地の五身」といい、一年に一つの神が人間に宿り、5年間かかって"五神の気"を受け終わるわけです。そこで5歳を一つの区切りとして祝うのです。神に対して「気を拝受いたしました」と報告するわけです。

7才のお祝い

7歳に達しますと、地上から天へと移り、"天の神の気"がそなわる時期なのです。天の神とは星のことで、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の七つです。ほかにも惑星はありますが肉眼では見えないので、昔の人には分からなかったようです。つまり七曜がすべて揃うときが、生後7年目に当たり、天の七星の神の気が人間の体内にすべて入るわけです。「男女七歳にして席を同じゆうするなかれ」という言葉通り、7年目で男性、女性の意識がはっきりしてきます。

西洋でもラッキー7という幸運な数ですが、東洋でもめでたい数、天上の神を呼ぶ数とされています。そこから発して生後7日目に、お七夜のお祝いをして神に祈り、将来の運命に神の力を借りようというのです。

人が死ねばなおのことで、あの世でも天の星神の加護を願って、初七日の法要をします。7つの星を7回廻って満中陰となり、7×7=49、四十九日の法要となるわけです。この理論の原典が算命学にあり、七五三の儀式の骨格が中国道教であることはあまり知られていないようですね。

高尾義政法話集より
監修 清水南穂

 

 

ラファエルの道しるべ

027:夢=目的=目標・・では無い
026:叶う"夢"と、叶わない"夢"
025:"夢"はその人の魅力まで出してくれる
024:親と同じ職業を夢見る子
023:夢を描くということ

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夏見モンドと清水南穂が様々なテーマで皆さんに語りかけるコーナーです。「子育て・教育」の枠にとらわれず、現在の日本や世界で起こっている様々な出来事を題材にしていきます。参考にしていただきたい話や、ご紹介したいことを毎回綴ってまいります。


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