「子育ての羅針盤」では様々な切り口で子どもとの付き合い方、理解の仕方をお話ししていきます。それは子どもだけではなく大人の心を育てることにもなるお話です。

男と女・運命の違い (1)

「徳」と「才」の違い
 
人間には男女という性別の違いがありますが、運命の違いもあるんです。それは『徳人』と『才人』という違いです。徳人の方は男性に多く、才人の方は女性に多いのですが、この「徳」と「才」とではどういう違いがあると思いますか?

「徳」というのは自分の力が弱くても様々な人の力を借りて何倍もの力を発揮する事、つまり「他力運」です。「才」というのは自分の力が100なら100を出せる、つまり「自力運」なんですね。「徳」というのはどれだけ自分以外の力を自分の方に向けさせられるか、人に助けてもらえるかがポイントであり、「才」というのは自分の能力・才能ということで、どれだけ磨きをかけて発揮出来るかがポイントなんです。

徳を持った「徳人」と才を持った「才人」、何となく人の力を借りられる方がいいように思いますが、人の力を借りると言うことは妥協したり自分が嫌なことでも我慢しなければいけなかったり遠慮もしたりするわけでそれなりに大変ですし、徳があるから成功するとも限りません。

「徳」は男性の方が作りやすく、「才」は女性の方が作りやすいと言われています。男性の場合、例えば経理能力も営業能力も無くても社長はつとまります。周りの社員が働きますから祭りの神輿ではありませんが祭り上げられていればいいのです。それこそ「徳」なのです。ただし人を上手に動かす力を身につけなければなりませんが。

男性に比べて女性というのは非常に能力主義的な本能というのを持っていて、たとえば一家の主人が失敗をして貧しくなると女性が大変頑張ります。人間は運が上がっているときは友達も出来るし、色々な人が助けようとしてくれます。でも運が下がった時は自力に頼るしかなくて、なかなか人が力を借してくれません。

そんな状況では女性の方が力を発揮するんです。女性は"才女"とか"才媛"とかいわれるように、ものすごく「才」が動いて来るんです。「運がいい」というのは徳を身につけている男性に多いことで、「徳」というものがより働いたことを表しています。

・・・つづく

 


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子育ての羅針盤

日本における算命学の第一人者、故・高尾義政氏の法話集から子育てや人間形成に役立つ話を、高尾氏の直弟子だった清水南穂が専門用語をできるだけ省いて、わかりやすく再編集したものです。運命学的見地から親と子供の関係を様々な視点で解説しています。子供の育て方、人間としての生き方の羅針盤として参考にしてください。

 

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