「子育ての羅針盤」では様々な切り口で子どもとの付き合い方、理解の仕方をお話ししていきます。それは子どもだけではなく大人の心を育てることにもなるお話です。

男と女・運命の違い (4)

古来より続いてきた文化

前回まで、「徳」と「才」についての違いをお話ししました。男性には「徳」が多く女性には「才」が多いということも。徳というのは何か物事のトップに立つ器になるもので、才というのは補佐になる力、または職人的才能です。ですから社会全体を見た時に男性の徳が高いことは大変よく、女性はなるべく才が強い方がいいでしょう。
女の子が大家族の中で育ち、周りのエネルギーを受けながら徳が高くなると、自分がトップの運勢になってしまい、その結果お嫁に行き難くくなることがあります。そのために女性の場合は適当に徳を押さえておかなければならないことになるのです。ただし、お嫁には行かず仕事だけに生きて行くという人なら「才」より「徳」が多いといいでしょうが、今の時代、女性が出世して行くにはやはり「才」がモノを言うことが多いようですね。

 

徳や才を子供に身につけさせる為に、日本や中国、韓国の社会でも昔から自然に実行されて来たことがあります。小さいときから男の子は一人では遊ばせない、かならず友達と遊ばせるんです。例えば武家社会においては子供に剣術を習わせたり、相撲でも相手がいるし、馬術といっても相対するものがいる。つまり複数で遊ぶことになります。ここから自然と「徳」を身につけさせてきたのです。
女の子にはその反対に一人で遊べることを教えます。お茶とか生花とか友達を作らないで一人で遊ぶということを身につけさせるのです。ママゴトなんかもそうですね。すると必然的に「才」が生まれてくると同時にいい補佐役になり、家庭を守ることの最大の才能になるのです。
孤独に弱い女性は一日中家の中で自分なりの楽しみを作ることが出来ない、一人でのんびりすることが出来ないと一人で遊べないわけですから友達とどこかへ行こうとする、あるいは仕事をしたがる。その結果「家」を守れなくなると言うわけです。

・・・つづく

 


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子育ての羅針盤

日本における算命学の第一人者、故・高尾義政氏の法話集から子育てや人間形成に役立つ話を、高尾氏の直弟子だった清水南穂が専門用語をできるだけ省いて、わかりやすく再編集したものです。運命学的見地から親と子供の関係を様々な視点で解説しています。子供の育て方、人間としての生き方の羅針盤として参考にしてください。

 

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