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「子育ての羅針盤」では様々な切り口で子どもとの付き合い方、理解の仕方をお話ししていきます。それは子どもだけではなく大人の心を育てることにもなるお話です。
子どもの将来を視る(1)
親にとって、子育ては夢と不安が同居する未知への旅立ちでありましょう。わが子の本質なり才能なりが、あらかじめ分かっていれば、実に楽で人生の道を間違いなくリードしてやれるのですが、それがなかなか分からない。そこに人生の難しさがあるのです。
算命学では、子どもの本質を見抜くために、種々の方法を使いますが、今回は「生まれた季節」によって判別する方法を紹介しましょう。
「生まれた季節」による運命
人間の性格を季節ごとに大別すると、「守り型」「攻撃型」「理性型」[伝達型」の各性格に分けられます。
春に誕生した子ども
守り型の性格の傾向が強く、総体的に統率力や集団形成に才能を発揮します。幼少期には、あまり素直な性情が表れず、そのために、両親は攻撃型ではないかと誤解してしまうのです。しかし、この、春生まれは、自分の世界を持っていて、子どもながら、自己をよく知っています。外へ出ると、かなり社交性を持っていて人に好かれます。反面、頑固でもあります。
夏に誕生した子ども
運命的には伝達型の気運を持つのですが、俗に"自由人の気風"を備えています。この型は、芸術家やマスコミ関係などに向いていて、芸能界などの派手な世界でも、大いに才能発揮が出来るのです。もちろん、いわゆる自由業には最適で、教育をする時期に、冒険を恐れない、ワクを画定しない環境で育てると、実に見事な才能が芽生えます。
秋に誕生した子ども
幼少期や青年期に親孝行な子どもは、秋生まれの特色です。しかし直情なところがあって、短気な面を持ちます。この、秋生まれが攻撃型の人格を作り、"努力の人"を形成するわけです。大人になると開拓者の才能が表れ、創設者の気風を持ちはじめます。その性格は安定した大企業には不向きで、波乱の多い中小企業で伸びる才能があるということになるのです。
冬に誕生した子ども
一番育てにくく、両親が気を配らなければいけないのが、理性型の、この冬生まれの子どもです。これは、両親とのコミユニケーションがうまくいかないと、陰気な性格になり、人生の前進力を失います。そのために、言葉での"しつけ"よりも、行動による教育が大切になります。社会へ出たら教育関係や、人助けの仕事(宗教家とか医学者など)には最適です。この性格を言い換えると、表面的な仕事よりも、社会の裏面にいて、表側の人を助ける仕事がいいということです。会社の中であれば、社員教育やコンサルタントなどがよいのです。
人間の性格は、即社会におけるお役目になるわけですが、世の中は面白いもので、理性派を自負する政治家が天下を取ると、やがて乱れます。攻撃型や守り型に任せて、裏側へ引っ込んでいるほうがよいのです。また、平和な時に攻撃型の人が天下を取ると、これも乱れの始まりとなります。平和な時代は守り型の役目、動乱時代は攻撃型の役目、とそれぞれ分担があるのです。
今回ご紹介した方法は大雑把に性質を把握する方法ですが、かならず当てはまると言うわけではありません。でもそういう素質が含まれているということです。
バックナンバー
- 047:夫婦の間に起こる仮想不安(4) <new>
- 046:夫婦の間に起こる仮想不安(3)
- 045:夫婦の間に起こる仮想不安(2)
- 044:夫婦の間に起こる仮想不安(1)
- 043:理性と情性の生き方(3)
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子育ての羅針盤
日本における算命学の第一人者、故・高尾義政氏の法話集から子育てや人間形成に役立つ話を、高尾氏の直弟子だった清水南穂が専門用語をできるだけ省いて、わかりやすく再編集したものです。運命学的見地から親と子供の関係を様々な視点で解説しています。子供の育て方、人間としての生き方の羅針盤として参考にしてください。
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