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「子育ての羅針盤」では様々な切り口で子どもとの付き合い方、理解の仕方をお話ししていきます。それは子どもだけではなく大人の心を育てることにもなるお話です。
子どもの将来を視る(2)
子どもの記憶力
自分の子どもが明るく通学する姿を見るのは、実に気持ちのよいものです。さらに子どもの成績が良好であれば、なおさらでしょう。親の夢は果てしなく広がり、親自身の人生にも、大きな明るさが生まれてきます。しかし意地悪なようですが、運命学の世界からその姿を見ると、単純に喜べないものがあるのです。子どもの学力は、小学校、中学校の頃までは運勢判断の基準にはなりません。
感性で記憶をする子
大体において子どもの学力を分類すると、二つのパターンに分かれます。第一は、素晴らしくスピードのある頭脳で、記憶力がよく、良いことでも悪いことでもよく覚えている子ども、学校へ行っても、特別に真面目というのではなく、適当に社交家の面を持っている子ども・・・
このような子どもの特色は、明るい性格を持っていても、内面はかなデリケートな感受性を持っています。親に対してはやさしく、少し甘えん坊的な要素がみえる子どもとなりますが、将来に対して一番安心出来ない子どものパターンなのです。
なぜならば、感受性の強さが感受性のみに働かないで、記憶力にまで働いているということです。この感性による記憶力は、平面的な記憶力で積み重ねることが出来にくい構造を持っています。そのために小学校や、中学校の中頃までは好成績をとっても、高校、大学となると成績低下が激しくなり、本人も自信をなくすし、大学受験などで何度も失敗するという運命を作るわけです。なにしろ小学校時代に好成績をとるだけに、親も期待し、本人も親に申し訳ないと思ってしまいます。
積み重ねで記憶する子
第二はそれに反し、子どもの頃に反応力が少なく、親の言葉を聞いているのか聞いていないのか分からないような子ども、そして、おとなしいが頑固な性格を持っている子ども、自己のぺ−スを乱さない子ども・・・
このような子どもは、感性によっての記憶力がないというか、つまりフィーリングで物事を把握するということがないのです。そのために、一つ一つの事柄をたんねんに積み重ねていきます。当然時間を必要とするのですから、小学校や中学校では実ることがなく、やっと高校生になったころに、本領発揮が出来るようになります。
しかし、この運勢は人生の変化に弱く、一つの世界になじむまでに時間がかかるわけですから、小中学校や高校において転校したりすると、学校になじむまで成績低下が続くことになります。
記憶力と創造力
学校の成績は、記憶力と創造力とのバランスが大きな要因となりますが、感性と記憶力が一緒になると、頭脳の回転が早くなる反面、短期間で処理されるので継続性が弱い。一方、感性でものごとを捉えないと、なかなか感覚的な理解ができないので、瞬間的な理解力が弱いことになります。感覚人間は若年運、理性人間は晩年運ということになるでしょう。どちらも一長一短です。
本来、記憶力は創造力と結び付くほうが、より長時間の人生行程を進むことが出来ます。また記憶力は理性と一体になることがさらに望ましいのです。
感覚が鋭く、理解度が早い子どもには継続と理性を身につけさせて、理解度が遅い積み重ね型の子どもには感性を磨き創造力を身に付けさせるといいでしょう。
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- 047:夫婦の間に起こる仮想不安(4) <new>
- 046:夫婦の間に起こる仮想不安(3)
- 045:夫婦の間に起こる仮想不安(2)
- 044:夫婦の間に起こる仮想不安(1)
- 043:理性と情性の生き方(3)
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047:夫婦の間に起こる仮想不安(4)
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子育ての羅針盤
日本における算命学の第一人者、故・高尾義政氏の法話集から子育てや人間形成に役立つ話を、高尾氏の直弟子だった清水南穂が専門用語をできるだけ省いて、わかりやすく再編集したものです。運命学的見地から親と子供の関係を様々な視点で解説しています。子供の育て方、人間としての生き方の羅針盤として参考にしてください。
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