「子育ての羅針盤」では様々な切り口で子どもとの付き合い方、理解の仕方をお話ししていきます。それは子どもだけではなく大人の心を育てることにもなるお話です。

子どもの将来を視る(6)

成功の人生と価値ある人生

算命学の中に「成功の定義」というものがあり、第一等に「精神の満足」を置いています。経済的に成功しても自分の心が満足しなければ、成功とは言わないんです。そのために"成功"と"価値"との意味を分離していて、好きでもないことをやっても、それが多くの人たちの役に立つ行為であれば、「価値ある人生」と評します。

つまり『成功』と『価値』とは別問題なのです。国家や民族にとっては価値ある人材がありがたいし、個人にとっては成功のほうがよいかもしれません。受験生諸君はどちらを選びますか。成功と価値が両方出来れば一番いいのですが、世の中では両方よいということはあまりないようです。

物事を思い通りに運ぶ方法は「自分が自分に対して約束したことを必ず果たすこと」です。受験に際し、100万回神に頼んでも何の役にも立ちません。自分の心の中にいる自分の"神"と約束するのです。約束は信用を積み重ねていかなければなりませんので、前もって練習するわけです。

たとえば朝5時に起きると約束すれば、自分の心との約束を果たし、10時間受験勉強すると約束すれば必ず果たすことです。この約束を何年も続けていきますと、自分の"心の神"に信用がついてきます。この信用が自分の運を切り開く力となって、はじめて神が味方してくれるのです。日常生活の中で、自分との約束も守れない人に、神が味方するはずはないと思いますよ。

 


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子育ての羅針盤

日本における算命学の第一人者、故・高尾義政氏の法話集から子育てや人間形成に役立つ話を、高尾氏の直弟子だった清水南穂が専門用語をできるだけ省いて、わかりやすく再編集したものです。運命学的見地から親と子供の関係を様々な視点で解説しています。子供の育て方、人間としての生き方の羅針盤として参考にしてください。

 

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