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「子育ての羅針盤」では様々な切り口で子どもとの付き合い方、理解の仕方をお話ししていきます。それは子どもだけではなく大人の心を育てることにもなるお話です。
夫婦の間に起こる仮想不安 (1)
夫婦というのはひとつの家族の出発点なのですが、この夫婦間にギャップが広がるとどういうことになるか?ごく普通の家庭で見られる光景なのですが、夫の稼働力(エネルギー)がたいへん強く、妻はそれに従って暮らしているとします。
夫の収入は安定していて、先行きにさして不安もない、だから妻は専業主婦として家庭内のことに専念している。子ども達もよく遊びよく学んでいるという家庭。どこにでもみられる光景です。ところが、こういう家庭において、あるいは夫婦関係において妻(母親)が”仮想不安“という不安にかられることがしばしば起こるのです。
たとえば、夫はエネルギッシュによく働き、仕事に生きがいを持って張り切っていると、ものの見方や考え方も仕事に対する自信から非常にしっかりしている。だから折に触れ、妻をリードし時にはもっとしっかり家庭内のことをやれ・・・と文句を言ったりもする。
子どもたちも父親の影響を受けてそれぞれ気が強く、母親の方が追いつかないほどにどんどん成長していく。女の子などは、時折、母親をバカにするほど知恵がつき、活発に動き回っているような家庭。
そうすると、こういう家族関係の中で稼働力が極端に少ない妻(母親)は仮想不安におち入りやすいのです。
仮想不安になると「この子をいい学校に入れたい」と、そのことしか考えなくなるということがあります。子どもについての心配ごととか観察すべきことはたくさんあるのに、「いい学校へ入れるだろうか、どこそこの有名校に入れるだろうか」とそのことしか頭に浮かばなくなるのです。
子どもは子どもなりに勉強し、適当に遊んだり友達づきあいをしているのに、遊んでいることばかりが気になり、この子は勉強しない、こんなことでは大変だと、そのことばかりにとらわれるわけです。
つづく
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- 047:夫婦の間に起こる仮想不安(4) <new>
- 046:夫婦の間に起こる仮想不安(3)
- 045:夫婦の間に起こる仮想不安(2)
- 044:夫婦の間に起こる仮想不安(1)
- 043:理性と情性の生き方(3)
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047:夫婦の間に起こる仮想不安(4)
046:夫婦の間に起こる仮想不安(3)
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044:夫婦の間に起こる仮想不安(1)
043:理性と情性の生き方(3)
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子育ての羅針盤
日本における算命学の第一人者、故・高尾義政氏の法話集から子育てや人間形成に役立つ話を、高尾氏の直弟子だった清水南穂が専門用語をできるだけ省いて、わかりやすく再編集したものです。運命学的見地から親と子供の関係を様々な視点で解説しています。子供の育て方、人間としての生き方の羅針盤として参考にしてください。
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