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「子育ての羅針盤」では様々な切り口で子どもとの付き合い方、理解の仕方をお話ししていきます。それは子どもだけではなく大人の心を育てることにもなるお話です。
夫婦の間に起こる仮想不安 (2)
主婦の仮想不安は子どもに対してだけではなく、夫に対しても現れます。体をこわさないだろうか・・・と、そのことが気になりだすと、もうそれしか頭に浮かばないのです。つまり、ちょこちょこした心配ばかりで、頭の働かせ方ができなくなる、ただもう、ダメだという不安ばかりが増大し、具体的にどう対応したらいいかとか、ある一定の展望の中でどう考えるべきかといった筋道がまったく失くなってしまうのです。
従って、常に不安感があり、心が落ち着かなく、いつもイライラしている、そういうことになるわけです。
「ウチの女房はグチッぽくて困る」とか「ウチの母親はガミガミうるさい」などと夫や子どもからケムたがられる存在になってしまう。これは、実は幸せな家庭、夫は働き者で子どもたちはしっかりしている、そういう家庭で起きる現象です。その日の生活にこと欠き明日はどう暮らしていいか分からないという人には、絶対に仮想不安はない、といえば分りやすいと思います。
生活には困らない、恵まれている、時間はあり余っている、でも何をしていいかわからない。そういう人に起こるのが、仮想不安なのです。
ですから、たとえば仮想不安の母親の前で何か事件が起こり、子どもが大ケガをしたということになると仮想不安はいっぺんになくなるのです。その子を助けようというので全精力を使う、つまり稼働力を最大限に発揮しますから仮想不安も何も失くなるのです。
そのときの母親の稼働力というものは、夫や子どもたちの日頃の稼働力と同等かそれ以上だといっていいわけです。家族間の稼働力のバランスがとれた状態なのです。
つづく
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- 047:夫婦の間に起こる仮想不安(4) <new>
- 046:夫婦の間に起こる仮想不安(3)
- 045:夫婦の間に起こる仮想不安(2)
- 044:夫婦の間に起こる仮想不安(1)
- 043:理性と情性の生き方(3)
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047:夫婦の間に起こる仮想不安(4)
046:夫婦の間に起こる仮想不安(3)
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044:夫婦の間に起こる仮想不安(1)
043:理性と情性の生き方(3)
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子育ての羅針盤
日本における算命学の第一人者、故・高尾義政氏の法話集から子育てや人間形成に役立つ話を、高尾氏の直弟子だった清水南穂が専門用語をできるだけ省いて、わかりやすく再編集したものです。運命学的見地から親と子供の関係を様々な視点で解説しています。子供の育て方、人間としての生き方の羅針盤として参考にしてください。
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