このコーナーでは人物、商品、自然現象や事件、社会現象等々、様々なジャンルから毎回テーマを決め、清水南穂が算命学でその内容の検証と予測を行ないます。

「テレビ番組の流行には法則がある」

流行には一定の法則があるんです。それは、テレビ番組にも当てはまりす。テレビ番組の流行というものは当然その当時の世相を写しますが、世相自体が周期を持って動いているからです。10年単位で時代の流れは変わっています。算命学の"時代分類"を放送産業に当てはめてみると次のような流れになります。

表1

時代分類
流行する番組
時代背景
動乱の時代
昭和22年〜31年
1947〜1956
スポーツ等の攻撃番組
プロレス・プロ野球中継等
戦後復興で混沌とした時代
放送業界の成立期
知性を求める時代
昭和32年〜41年
1957〜1966
知性番組
クイズバラエティ番組
教育とファッションの時代
平和を求める時代
昭和42年〜51年
1967〜1976
生活番組
朝の情報番組とホームドラマ
反戦・環境問題など平和を求める世相
高度成長期とオイルショック・安保闘争
庶民の繁栄の時代
昭和52年〜61年
1977〜1986
芸能・音楽
ベストテン番組・エンターティメント番組
文化の繁栄とマスコミ隆盛の時代
愛情を求める時代
昭和62年〜平成8年
1987〜1996
恋愛番組
恋愛ドラマ
不倫・愛人バンク・テレクラ等風俗問題
変革を求める時代
平成9年〜平成18年
1997〜2006
スポーツ等の攻撃番組
サッカー・大リーグ中継等・体育会系番組
業界再編・動乱期
衛星放送・デジタル放送などの変革期
「改革・改良の時代」
現在
平成19年〜平成28年
2007〜2016
知性番組
業界改良・新技術の時代
デジタル放送開始他、新技術の開発

 

動乱の時代

昭和22年〜31年の10年間は「動乱の時代/金性の時代」で、その時代名の通り、戦後復興で混沌とした時代です。同時にテレビ放送業界の成立期でもあります。この時期にはスポーツ番組が流行します。「力道山」が活躍したプロレス中継に国民が湧いた時代です。

知性を求める時代

昭和32年〜41年は「知性を求める時代/水性の時代」で、教育とファッションが文化の中心になります。ファッション雑誌の創刊やテレビではクイズ番組やバラエティ番組が人気になります。『私だけが知っている』『夢で逢いましょう』『シャボン玉ホリデー』『11PM』等々

平和を求める時代

昭和42年〜51年は「平和を求める時代/木性の時代」であり、高度経済成長期により国民の文化水準が上がり安定した平和な時代になっています。一方でベトナム戦争などの反戦運動と学生の安保闘争が巻き起こり、公害による環境問題等、平和を求める気運が反動で激しい活動になっています。この時代のテレビは『モーニングショー』等のワイドショーのスタートと、『七人の孫』『肝っ玉かあさん』『ありがとう』『寺内貫太郎一家』等の平和な家庭を描いた俗に言うホームドラマが全盛になります。

庶民の時代

昭和52年〜61年は文化の繁栄する「庶民の時代/火性の時代」です。まさにマスコミ・放送産業の最盛期であり、この時代になると芸能・音楽の話題がテレビでも中心になります。『スター誕生』や『君こそスターだ』などのタレントスカウト番組が流行り、レコード発売枚数は最高を記録する時代。『ザ・ベストテン』『夜のヒットスタジオ』『紅白歌のベストテン』等々歌番組隆盛の時代です。

愛情を求める時代

昭和62年〜平成8年は「愛情を求める時代/土性の時代」で、男女の恋愛や家族愛といったものが主流になります。テレビでは『101回目のプロポーズ』『東京ラブストーリー』『ひとつ屋根の下』『高校教師』『ロングバケーション』等々のトレンディドラマと呼ばれる恋愛物が毎晩のように放送され、流行はドラマから生まれるとまで言われた時代でした。

変革を求める時代

そして平成9年〜平成18年は、昭和22年〜31年と同じ「変革を求める時代/金性の時代」です。この時代は主にスポーツが中心になり、ニューヒーローの登場でスポーツ業界も変化が生まれています。『筋肉番付』『スポーツ王国』等の体育会系番組の人気。サッカーでは中田、中村、小野選手等の海外進出や「ワールドカップ」によるサッカー熱。

野球でも野茂、佐々木、イチロー、新庄、松井選手等の大リーグ入りでの盛り上がりに、ゴルフではタイガーウッズの登場と丸山選手の大活躍、藍ちゃんとさくらちゃんのニューヒロイン誕生。等々、スポーツ中継は勿論、大型スポーツイベントが大いに盛り上がりました。またこの時代は様々なジャンルの破壊の番組も流行りました。リホーム番組、美容整形・容姿改良番組、暴露トーク番組などです。


ではこれからの時代はどういう流れがあるのか?
平成19年〜28年までは「改良・改革の時代/水性の時代」です。それは昭和32年〜41年と同じ「知性を求める時代」でもあるんです。

昭和32年〜41年頃、テレビではクイズ番組やバラエティ番組が人気になったように、これからのTVもそういった傾向が出てきます。クイズ番組、法律相談番組、スーパー・ドクターのドキュメントや自然環境や古代遺産のドキュメンタリー、あるいは一昨年の「ダビンチ・コード」のヒットによるような芸術関連番組等、知的な番組が目立っています。

今後は歴史番組、雑学番組や情報番組、医学や健康に関する番組、教育番組などが増えて行くでしょう。

また一方でバラエティ番組も充実してきます。それはコント・漫才だけにとどまらず、新しい手法のバラエティ番組が増えて行くと予想されます。

このように算命学による時代分類で、テレビ番組の流行も予測できると言うことなのです。

※2003年のRの検証「テレビ番組の流行には法則がある」を再編集して掲載しています。


鑑定/清水南穂
編集/ラファエル・ジャパン

 

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